注文住宅をお考えの方にランニングコストを抑える方法を解説します!

お役立ち情報

「ランニングコスト」をご存知ですか。
実は、新たなお住まいを決める前に、住み始めてからかかる「ランニングコスト」を考えておくことは非常に大切です。
そこで今回は、瀬戸市で注文住宅をお考えの方に、ぜひ事前に知っておいていただきたい「ランニングコスト」について詳しく解説します。

□注文住宅を建てる前にランニングコストを考えよう!

ランニングコストとは、暮らしを維持していくために必要な費用のことを指します。
具体的には、ガスや電気などの光熱費や水道代、修繕費やリフォームなど、家としての機能を維持していくためにかかるメンテナンス費用などが挙げられます。

お住まいは建ててからもお金がかかります。
たとえ注文住宅を建てるためにかかる費用を安くできたとしても、その後の暮らしにかかるランニングコストが高くなっていると、結局は意味がありませんよね。
お住まいは建ててからが本当のスタートです。

そのため、注文住宅を建てる前に、ランニングコストが抑えられるお住まいを考えておく必要があります。

□ランニングコストを抑える方法とは?

ランニングコストを抑えられるお住まいとはどのようなものなのでしょうか。
ランニングコストを抑えるには、光熱費に注目することをおすすめします。
ここからは、具体的な光熱費削減の方法をご紹介します。

1つ目は、高気密で高断熱な注文住宅を建てることです。
隙間を作らないようにする気密性と、室内の温度を一定に保つ断熱性が高いお住まいにすると、夏は涼しく冬は暖かいお住まいになります。
光熱費の約40パーセントはエアコン代と言われているので、エアコン代を抑えられる造りにすると光熱費をぐっと抑えられますよ。

高い気密性と断熱性を兼ね備えたお住まいは、どうしても初期費用が高くなってしまいます。
予算的に難しい場合は、玄関のドアや窓など、外気が入ってくる主要な場所のみを高気密で高断熱なものにしましょう。
それだけでも節約効果が期待できます。

2つ目は外壁に断熱性能を持たせ、なるべく凹凸の少ない形にすることです。
外壁を断熱性がある材質にしたり、断熱材を使用したり、断熱効果のある外壁塗料を使用したりして、断熱性の高い外壁にすると光熱費を削減できます。

また、凹凸の少ない外壁にして、なるべく外壁の面積が小さくなるようにしましょう。
外壁の面積が大きいほど、外気と触れる範囲が大きくなってしまいます。
できるだけ外壁の面積が小さくなるように、凹凸の少ない外壁をご検討ください。

3つ目は屋根に断熱や遮熱効果を持たせることです。
断熱性が高い材質の断熱材を野地板の裏に張る外断熱や、天井の上に張る内断熱をすると、室内の気温を一定に保てます。
屋根は最も日が当たる場所なので、より効果を期待できますよ。

4つ目は間取りをシンプルにすることです。
家の形はなるべくシンプルに、そして部屋数は多くしすぎないように気をつけてください。
冷暖房の効率を考えた間取りにすると良いでしょう。
間取りは家族の暮らし方にも関わってくるので、慎重に検討することをおすすめします。

5つ目は省エネ型の住宅設備を選ぶことです。
キッチンやトイレ、お風呂だけでなく、照明や家電にも意識して取り入れていきましょう。

□まとめ

今回は、注文住宅を建てる前に知っておきたいランニングコストを抑える方法についてご紹介しました。
ランニングコストを抑えた注文住宅を建てると、どうしても初期費用は大きくなってしまいます。
しかし、その分その後の暮らしにかかる費用を削減できるのでぜひご検討ください。