自然素材の珪藻土で快適な住まいを手に入れよう

お役立ち情報

エコ意識の高い方々へ、自然素材にこだわった生活用品をお探しではないでしょうか。
健康や環境への影響を最小限に抑えたい、そんな思いに応えるのが珪藻土です。
今回は、珪藻土の魅力と実際の性能について詳しく解説します。
持続可能な素材選びの参考にしていただければ幸いです。

 

□自然素材:珪藻土の魅力とその使い方

 

珪藻土は、大地の恵みから生まれた天然の土壁素材です。
湯布珪藻土の主成分は、地元大分の山で採れた安心・安全な大分産珪藻土と、湿度コントロールに優れた北海道産珪藻土を絶妙にブレンドしています。
さらに、結合材には自然由来のセルロースファイバーと食品のりを使用することで、自然素材100%の珪藻土壁材を実現しているのです。

1:湿度調整能力に優れた多孔質構造
珪藻土の最大の特徴は、ナノサイズの小さな穴がびっしりと空いた多孔質構造にあります。
この無数の穴に湿気が出入りすることで、室内の湿度を快適な40〜70%に保つことができるのです。
梅雨時のジメジメとした不快感も、珪藻土の力で軽減できます。

2:除湿機いらずの快適空間
湿度の高い梅雨から秋にかけて、珪藻土の壁は大活躍します。
湿気を吸収することでカラッとした空間を作り出し、除湿機を使わずに過ごせるのです。
洗濯物の部屋干しも、嫌なニオイが残らずに済みます。
まさに、エアコンや除湿器に頼らない、自然との共生を実現する素材と言えるでしょう。

3:冬場の加湿にも効果的
気温の低い冬場は空気が乾燥しがちですが、珪藻土の壁に直接水をスプレーすることで、加湿器いらずの湿度コントロールが可能です。
実験では、霧吹きをした後の湿度が16%も上昇したという結果が出ています。

 

□珪藻土も調湿性は一概に優れているわけではない

 

しかし、自然素材100%の珪藻土だからといって、必ずしも高い調湿性能が保証されるわけではありません。
性能を左右するのは、珪藻土の品質や使用量、そして何より固め方なのです。

1:JIS規格の吸放湿量を確認すべし
珪藻土の穴を潰してしまうような固め方では、せっかくの調湿効果も半減してしまいます。
客観的な指標として、JIS規格で測定された吸放湿量を参考にするのがおすすめです。

2:自然素材100%のメリット
とはいえ、自然素材100%であることの魅力は大きいですよね。
溶剤系の塗り壁では、刺激臭や目への刺激など健康面での懸念もありますから。
安全性の高さは、自然素材ならではの大きな強みと言えます。

3:高い調湿性能と自然素材の両立
アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、この両方の利点を兼ね備えた注目の製品です。
珪藻土含有率40%ながら、業界トップクラスの調湿能力を誇ります。
にがりとマグネシアで固めることで、珪藻土本来の多孔質構造を守っているからこそ。
しかも使用している原料は100%自然素材なのです。

 

□まとめ

 

珪藻土は、湿度調整能力に優れた魅力的な自然素材です。
梅雨から秋の湿気や冬の乾燥にも効果を発揮し、エアコンや除湿機、加湿器に頼らない快適な暮らしを実現してくれます。

ただし自然素材100%だからといって性能が保証されるわけではなく、JIS規格の数値を確認することが大切。
品質と安全性を両立させた製品選びを心掛けましょう。

持続可能で健やかな住まいづくりに、珪藻土の力を活用してみてはいかがでしょうか。
瀬戸市、名古屋市周辺で、何か質問等あれば、いつでも当社までご連絡ください。