新築の部屋にぴったり!自然素材の畳選びと上手な活用法

お役立ち情報

新築を計画中で、家族の健康と自然環境を大切にしたいとお考えの方へ。
畳は日本の伝統的な床材であり、自然素材ならではの魅力を持っています。
しかし、畳の種類や特性によって、快適性や耐久性に違いがあることをご存知でしょうか。
本記事では、畳の基本構造とその役割、素材の種類と特徴を解説し、新築のお宅に適した畳の選び方とメンテナンス方法をご紹介します。

 

□畳の基本構造と各パーツの役割

 

畳は主に3つのパーツで構成されています。

1:畳表(たたみおもて)
畳の表面を覆う敷物の部分で、イ草や和紙、樹脂などの素材が使われます。
素材によって肌触りや耐久性が異なります。

2:畳床(たたみどこ)
畳の芯となる部分です。
伝統的には稲藁が用いられてきましたが、現在は木材チップや発泡スチロールなども使われます。
素材の選択で畳の硬さや断熱性が変わります。

3:畳縁(たたみべり)
畳の長辺に付ける細長い布地で、補強と装飾の役割を果たします。
様々なデザインがあり、部屋の雰囲気に合わせて選べます。
最近は縁なしでも強度を保てる畳も登場しています。

畳表の素材には、大きく分けてイ草、和紙、樹脂の3種類があります。

・イ草:伝統的な天然素材で、独特の色や香り、肌触りの良さが魅力。
調湿作用もありますが、日光に弱く変色しやすいのがデメリットです。

・和紙:イ草に似た質感と肌触りを持ちつつ、劣化しにくく長持ちする素材。
着色しやすいため、デザインのバリエーションが豊富です。

・樹脂:耐久性とメンテナンスのしやすさが特長。
天然素材のような風合いは少ないですが、実用性重視の方におすすめです。

 

□新築に用いる自然素材の畳の選び方と長持ちさせるコツ

 

新築のお宅に畳を取り入れる際は、素材のメリットとデメリットを比較検討することが大切です。

1:自然素材の畳を選ぶメリット
イ草や藁でできた畳は、保温・断熱性、調湿効果、弾力性、吸音性に優れ、心地よい香りでリラックス効果も期待できます。
自然の機能を活かしたい方におすすめです。

2:天然素材の畳のデメリットと対策
湿気に弱くカビが生えやすいことと、日焼けで変色しやすいことがデメリットです。
対策として、こまめな換気と、直射日光を避ける工夫が必要です。

3:畳を長持ちさせるコツ
定期的な清掃とメンテナンスで、畳を美しく保ちましょう。
掃除機をかける際はブラシ付きノズルを使い、月に1回程度の拭き掃除がおすすめ。
また、湿気対策として除湿剤の使用や、日光に当てて乾燥させるのも効果的です。

 

□まとめ

 

畳の構造と素材の特性を理解することで、自宅に合った畳選びができます。
天然素材の畳は、自然のもたらす快適性を享受できる一方、こまめなお手入れが必要です。
和紙や樹脂の畳は、実用性と利便性に優れた選択肢といえるでしょう。
定期的なメンテナンスを怠らず、末永く畳の魅力を楽しんでいただければと思います。
瀬戸市、名古屋市周辺で、何か質問等あれば、いつでも当社までご連絡ください。