お役立ち情報
住宅購入を検討する初心者や情報収集に迷う方々に向けて、住宅ローン選択の重要なポイントを解説します。
今回は住宅ローンを組む際、決め方について困っているときに見ると良いポイントについていくつか見ていきましょう。
□住宅ローンを選ぶ際に見ておきたい点
*団体信用生命保険とは
団体信用生命保険とは、団信とも呼ばれる保険です。
これは住宅ローン契約者が死亡や高度障害になった際、残りのローンを保険金で完済できる制度です。
多くの金融機関で加入が必須なものであり、保証内容を充実させることもできる幅広さがあります。
ただし、保障を充実させると保険料が上乗せされ、総返済額が増加することもあります。
自分に合った団信を選ぶことが重要です。
*総返済額に注意を
住宅ローンの諸費用は金融機関によって異なり、事務手数料や保証料などの要因によって数十万円の差が生じることもあります。
諸費用を含めた総返済額を比較し、賢い選択をしましょう。
メガバンクやネット銀行では事務手数料や保証料の設定が一般的ですが、金融機関によっては定額で設定している場合もあるので、確認が必要です。
*付帯するサービスや特典の確認
住宅ローンには、ポイントサービスや割引・優待サービスなど、様々な特典が付帯することがあります。
住宅ローンの長期にわたる返済期間を考えると、これらの特典は大きなメリットとなるはずです。
金融機関ごとの特典内容を確認し、自分に合ったサービスを見つけましょう。
□住宅ローンの決め方で悩んでる際に見るべき点
1:返済負担率の計算
返済負担率は、「年収に対する返済額の割合」のことです。
この割合が低ければ低いほど、安定した返済が見込めます。
返済計画を立てる際には、この返済負担率を計算し、無理のない範囲での借入れを心がけましょう。
2:融資率の理解
融資率は、住宅の購入価格に対する借入額の割合のことです。
高い融資率は金利が高くなることもあるため、借入可能額に影響を与えます。
頭金の有無や金額を考慮し、適切な融資率を選択することが重要です。
3:支払い能力の評価
年収や勤務先、勤続年数などは、住宅ローンの借入金額や金利に大きく影響します。
安定した職種や高収入の場合は審査が有利になることが多いですが、逆に不安定な職種では借入額が減額されることもあるので注意が必要です。
自身の支払い能力を正確に把握した上で計画を立てましょう。
4:担保価値の考慮
購入する住宅の価値、すなわち担保価値も、借入額を大きく左右する要素の一つです。
担保物件の価値が高ければ、金融機関からの信頼も高まり、借入条件が有利になる可能性があります。
□まとめ
住宅ローン選択においては、団信の保障内容や諸費用を含めた総返済額などを多角的に検討することが重要です。
また、返済負担率や融資率、支払い能力など身の状況に合わせた適切な選択を行うことが求められます。これらのポイントを踏まえ、賢い住宅ローン選択を行いましょう。